毎日続く寝かしつけ。「いつまで続くんだろう…」と悩んでいませんか?
お子さんが一人で寝られるようになることは、ママやパパにとって自由な時間が増えるだけでなく、お子さんの自立心を育む上でも大切なステップです。
- ママ・パパの負担軽減: 寝かしつけの時間がなくなれば、自分の時間や夫婦の時間を持つことができます。
- お子さんの自立心: 一人で眠ることは、お子さんの自信や自立心を育みます。
- 睡眠の質の向上: 一人で安心して眠ることで、お子さんの睡眠の質が向上する可能性があります。
【ステップ1】安心できる寝室環境を整えよう

まずはお子さんが安心して眠れる環境を整えることが大切です。
1. 快適な寝室作り
- 室温・湿度: 適切な室温(夏場:25~28℃、冬場:20~23℃)と湿度(50~60%)を保ちましょう。
- 照明: 寝る前は部屋を暗くし、豆電球などの優しい光だけにします。
- 静かな環境: テレビやゲームの音は避け、静かで落ち着ける環境を作りましょう。
2. 愛着のある寝具を用意
- お気に入りの布団や枕: 肌触りの良い、お子さんのお気に入りのものを選びましょう。
- ぬいぐるみなどの安心グッズ: 安心できるおもちゃやぬいぐるみと一緒に寝るのも良いでしょう。
【ステップ2】眠る前のルーティンを作ろう
毎日同じ時間に同じことを繰り返すルーティンは、お子さんに「もうすぐ寝る時間だ」という合図を送ります。
1. 寝る時間の30分前からはリラックスタイム
- 絵本の読み聞かせ: 優しい声でゆっくりと読み聞かせをしましょう。
- 子守唄を歌う: 親子の触れ合いは安心感を与えます。
- 静かな遊び: パズルやブロックなど、落ち着いてできる遊びを取り入れましょう。
2. 寝室へ移動
- 「おやすみ」の挨拶: 家族みんなで「おやすみ」を言いましょう。
- 寝室で過ごす時間: 寝室で少しの間、静かに過ごす時間を作りましょう。
【ステップ3】一人で眠るためのステップ
焦らず、お子さんのペースに合わせて少しずつステップアップしていきましょう。
1. まずは添い寝から少しずつ離れる
- 背中を向けて寝る: 最初は添い寝をしていても、お子さんが眠りについたらそっと背中を向けます。
- 少しずつ距離を置く: 慣れてきたら、布団一枚分など少しずつ距離を離していきましょう。
2. 声かけや見守りで安心感を
- 「大丈夫だよ」の声かけ: 不安そうにしていたら、優しく声をかけてあげましょう。
- ドアを開けておく: 様子が見えるように、ドアを少し開けておくのも良いでしょう。
3. ご褒美を取り入れる
- できたことを褒める: 一人で眠れたら、たくさん褒めてあげましょう。
- シールやカレンダー: ご褒美シールなどを用意するのも効果的です。
【ステップ4】困った時のQ&A
なかなか一人で寝てくれない…そんな時の疑問や不安にお答えします。
Q. 夜中に起きてしまう場合は?
- すぐに抱き上げない: まずは声をかけ、落ち着かせてみましょう。
- トイレや水分補給: 必要であれば対応し、すぐに寝室に戻しましょう。
Q. 怖がって眠れない場合は?
- 不安な気持ちを受け止める: なぜ怖いのか、優しく聞いてあげましょう。
- 安心できるグッズを活用: ぬいぐるみやアロマなど、安心できるものを取り入れましょう。
【まとめ】焦らず、ゆっくりと
寝かしつけからの卒業には、時間がかかることもあります。お子さんのペースに合わせて、焦らずゆっくりと取り組んでいきましょう。大切なのは、お子さんが安心して眠れるように、愛情を持ってサポートすることです。